オルリスタットでダイエットは安全?

運動している女性たち

オルリスタットは重篤な副作用の報告も無く、安全性の高い肥満治療薬として世界各国で処方されています。
オルリスタットは胃液や膵液などの消化液に含まれる消化酵素であるリパーゼの働きを抑制する事で、食物より摂取した脂質を吸収可能な脂質への分解を阻害して、脂質の吸収量を約30%カットする肥満治療薬です。
オルリスタットは未分解の脂質をそのまま便として排出します。
排便数の増加や油分の多い便が漏れ出す便失禁、便意を我慢出来無い便意切迫などの副作用症状がありますが、成人用オムツや生理用品を使用すれば下着を汚す事無く安全です。

また排便時にビタミンAやビタミンE、カロテンなどの脂溶性ビタミンを排出してしまうので、脂溶性ビタミンの欠乏による肌荒れや粘膜の乾燥、免疫力の低下などの欠乏症状を引き起こすリスクが高くなりますが、脂溶性ビタミンのサプリメントの服用で対応出来安全です。

従来の肥満治療薬は中枢神経に作用して食欲自体を抑制する効能があり、頭痛やめまい、苛立ち、興奮による睡眠障害など神経や心血管系に悪影響を及ぼすリスクありましたが、オルリスタットは胃や腸で消化酵素に作用するので、体内での薬剤の残留性も低く神経や心血管系など他の部位への悪影響が無い事や中枢神経に関与しない為に依存性が全く無いなど非常に安全性の高い肥満治療薬です。

オルリスタットは体内への残留性の低い肥満治療薬ですが、完全に薬剤成分を体外に排出するのに3~5日ほどかかる為に極稀に副作用症状として、食欲不振や全身の倦怠感などの風邪の様な症状、黄疸などの肝機能障害の初期症状を発症する方がいますが、服用者の体質に合わない事もあるのでオルリスタットの服用を中止すれば肝機能障害の症状は改善されます。